スガタマログ

息子と旦那とじゃがいもとビールをこよなく愛する私の誰得日記

出産物語 和痛分娩編4

ふぬーーーー!
という必死のいきみを続け、
いよいよ助産師さんや看護師さんの動きが慌ただしくなってきた。


どういう状況なのかは分からないけど、
何かの拍子に突然LDRに数人のお医者さんがなだれ込んでくる!
でもこっちも必死なので気とか遣ってられないし気にならない!w


医:「すがたまさーん、赤ちゃんの頭触ってみますかー?」


私:「えっ!?ささ触れるもんなんですか!!??」


医:「触れますよーはい手を出してー」


私:「!?!?!?」

先生、ちからづよい!!w
掴まれて伸ばした手で
股の間にはさまっているものにおそるおそる触ってみると・・・



もしゃっ



とした頼りない感触が・・・・・・・!!!


私:「こっ これがっ頭ですかっ!?」


医:「そうですよー髪の毛生えてますねー^^」


私:「・・・・・・!!!!」

今まさに生まれようとしている息子の頭は、
柔らかくて乾燥とろろ昆布を湿らせたみたいな感触だった。


人生初めての経験と感動のあまり、涙腺崩壊。
「わたしが、赤ちゃんを、今まさに、産んでるんだーーーー!!!!!」
という今更ながらの感覚にぶわっと襲われ、
ここから生まれる時までず〜〜〜っと泣いてしまった。


後から知ったけど、
産んでる最中に頭触らせてもらえるってなかなか無いみたい。
麻酔切ったとはいえ微妙に効いていたし、
産んでる最中冷静でいられる和痛分娩ならではのメリットだったかもしれない。



そしていよいよこの時がきた!



医:「そろそろ生まれるので、いきむのここで止めましょうねー!」






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