出産物語 破水編
忘れないうちにちょこちょこ書いておこうと思う。
もしこの先二人目産むことになった時に備忘録にでもなれば。
あと 自分が出産前によく色んな体験記読み漁ってたんだけど、
成育医療センターでの出産体験記ってそんなに多くなかったから、
今後巡り巡ってここに行き着いた人の参考になればいいな^^
あれは38週と2日目の夜23時頃。
すっかり秋の気候で肌寒かったので、
温まるものを食べよう!と、
腹いっぱい寄せ鍋を(締めの雑炊まで)食べ。
はー食べた食べたヨッコラショーイ・・・
とベッドに腰掛けた瞬間だった。
「 ば つ ん !」
という音が聞こえた気がしたけど勿論実際にはしなかったんだと思う。
でもその音にふさわしい衝撃がお腹の中で響いた瞬間、
生温かい液体がぷわーーーーーーっと出てきた。
巷の噂で聞いていたのは
「これって破水かな⁉︎でも違ったらどうしよう><」みたいな
もっと判断つきにくいものなんだと思っていたんだけど、
私の場合は あーもうこれ間違いなく破水だわ!!って感じだった。
予定日より早い突然の破水に焦りつつも、
頭のどこかでものすごい高速回転で冷静に状況を整えようとしてる自分もいて。
これ(羊水)立ち上がると一気にざばーっと出てくるな。
用意していた入院バッグ・・・は届かないとこにあるから旦那にお願いして、
えーとこのままだとベッドが汚れるからバスタオル持ってきてもらって。
あそうだ病院に電話せな。
(ほぼ間違いなく破水ですねー、入院の準備して来てくださいと言われる)
陣痛タクシー呼ばなきゃ。
あれーーーこれ結構な量だバスタオルだけじゃ間に合わないビニールシートだ!
この間たしか10分くらいだった。
いつも冷静な旦那もさすがにこの時はおろおろおろおろしてた。
のちに聞いたところによると、今まで生きてきた中で一番焦った、と言っていた。
ああ、いよいよこの時が来ちゃったんだ、もう産むしかない。
バイバイ大きいまあるい私のお腹。
遅かれ早かれあと1日2日くらいで生まれてくるんだね。
陣痛まだこないけど大丈夫かな。痛いのかな。ちゃんとできるかな。
締めの雑炊までお腹いっぱい食べちゃったから、
胃で圧迫されて狭くなって出てくることにしたのかな。だったらまじごめん。
小雨降る夜中、成育の夜間受付にタクシーを走らせる私たちであった。
つづく!